"ネイティブ英語"で英語を学ぶ

ネイティブ英語による英語学習

発音の省略と連結

発音の省略と連結はネイティブ英語を聞き取れるようになるための大事なポイントです。この記事では海外ドラマ「SUITS」のシーンを例に発音の省略と連結のポイントを解説しています。

<彼がやってないってどうして分かるんだ?>

How do you know he didn't do it?

<あなたがやってないのもどうして分かるんだ?>

How do we know you didn't do it?

最初の文では”he"の"h"の音が抜けて"e"だけ発音されています。後の文でも"we"の"w"の音が抜けて"e"だけになっています。また後の文では"do"の音がほぼ抜けていますが、これもよく起こります。

<彼がどこで働いているか、どこの学校に行ったか、どの訴訟に勝ったか調べるんだ>

Find out where he's worked, where he's gone to school, what cases he's won.

この例では全ての”he"で"h"の音が抜けて"e"だけになっています。また前の"where"や"cases"と音が連結し、"wher-es"、"cases-e"のように発音されています。

<彼らが求めているのは15時間超の交替で働かなくていいような人手の確保だと分かった>

Turns out that all they want is enough staff so that nobody ever has to work more than a 15 hour-shift again.

最初の"Turns-out"のように音の連結があちこちで起こっています。"that all"は"t"が連結して"r"の音になり"thar-all"のように発音されます。"want is"も同様に"t"が連結していますが、ここでは"t"の音が抜けて"wan-is"のように発音されています。また"ever has"では"has"の"h"の音が抜けて"ever-as"のように発音されています。

<あなたが他に何を間違えているのかなって考えてしまうよ>

That kind of makes me wonder what else you've been wrong about.

この例でも"what else"の音が連結し"t"が"r"の音になり"whar-else"のように発音されています。

 

このように発音の省略や連結の起こるネイティブ英語を聞き取るのは難しいですが、一つ一つのパターンを声に出して何度もスピーキングすることで少しずつ聞き取れるようになります。