what名詞節
この記事では"what"の名詞節を使う例を紹介します。
最初の例はバイデン大統領の会見から。
バイデン大統領の会見より
— SUITS🇺🇸@英語の教材 (@suits_master) 2022年1月5日
“what”の名詞節
Please take advantage of what’s available.
Please take advantage of what we already have.
すぐに利用できるもの、既にあるものを利用して下さい。
what is + 形容詞、what S V で
“~なもの”という名詞節となる。 pic.twitter.com/eEPLrCK6uE
<すぐに利用できるもの、既にあるものを利用して下さい>
Please take advantage of what’s available. Please take advantage of what we already have.
"take advantage of ~"は"~を利用する"という意味で、~の目的語に what の名詞節が使われています。
最初の"what is available"は、what is + 形容詞 の形で、"what" が主語となり、"(何か) ~なもの"という意味です。例として"what is useful (役に立つもの)"、"what is nonsense (ばかげたこと)"。
後ろの"what we already have"は、what + S(主語) V(動詞) の形で、"what"が目的語になり、"S(主語)がV(動詞)するもの"という意味です。例として"what you like (あなたが好きなもの)"、"what he doesn't want (彼が欲しくないもの)"。
次は what is + 名詞 の例。
what is ~ の名詞節
— SUITS🇺🇸@英語の教材 (@suits_master) 2021年12月28日
what’s bullshit ; 何が馬鹿げているか
例えば、what’s wrong? も
直訳は、何がおかしいの?となる。
what you want to eat のように、
食べたいものという訳の方がしっくりくる場合もある。
undermine; 傷つける
anonymous; 匿名の
damning; 罪を免れない
implicate; 巻き込む pic.twitter.com/w0uLaLIo12
<でたらめなことって何?>
Tell me what's bullshit.
what is 形容詞 と同じで、"what" が主語となり、"(何か) ~なもの"という意味です。
下の例は再び what + S(主語) V(動詞)の形です。
『関係代名詞 what と which 』
— SUITS🇺🇸@英語の教材 (@suits_master) 2021年12月8日
会話の中で what S V の関係代名詞は以下のようによく出てくる。
what she’ll do
what you fail to understand
what led to Jessica…
everything I did も関係代名詞が省略されたパターン
something stupid, which…のように
文を修飾する場合 whichが使われる。 pic.twitter.com/s7c5WB7mup
<彼女がすること(何をするか)を君は知らない>
You don't know what she'll do.
<君が理解できていないことは、我々の会社が攻撃されているということだ>
What you fail to understand is (that) our firm is under attack.
この例では"what"の名詞節が全体の主語になります。
<それがジェシカが私に君を解雇させようとしたことにつながったものじゃないのか?>
Isn't that what led to Jessica making me fire you?
まず "Jessica making me fire you" は動名詞の塊と捉えます。"led"は"lead"の過去形。"what led to Jessica..."は what + V(動詞)の形で、"V(動詞)するもの"という意味です。つまり"what led to Jessica making me fire you"は "ジェシカが私に君を解雇させることにつながったもの"という意味になります。
次の例は what + 名詞 + S(主語) V(動詞)の形です。
今年のうちに押さえておきたい
— SUITS🇺🇸@英語の教材 (@suits_master) 2021年12月30日
英語学習のポイント
➡️ he の h は抜ける
他にもあるが、特に he は多い
このことが頭に入っているかどうかで、聴き取りの精度は大きく変わる pic.twitter.com/0GZm2vbJk8
<彼がどこで働いているか、どこの学校に行ったか、どの訴訟に勝ったか調べるんだ>
Find out where he's worked, where he's gone to school, what cases he's won.
他にもこの形の分かりやすい例を挙げます。
<あなたはどんな料理が食べたいか教えて>
Tell me what dish you would like to eat.
最後はまた再び what + S(主語) V(動詞)の形です。
“what it’s like;
— SUITS🇺🇸@英語の教材 (@suits_master) 2021年12月2日
それがどういうものか、それの感じ”
This is what it’s like.
This is what what’s like?
それの感じがこれだよ。
何の感じがこれなの?
what ~ is like は主語や目的語として使われるが、”~の感じ”と訳すと理解しやすい。 pic.twitter.com/LEsksyLRav
<それの感じがこれだよ。何の感じがこれなの?>
This is what it's like. This is what what's like?
ここでV(動詞)は "is like" で、例えば、"It is like a snake (それはそれは蛇のようなものです)" のように "~のような" という意味です。"what" は目的語で "what のようなもの = どのようなもの"という意味になります。
次の"what what's like"、"it"が"what"に変わり、何がどのようなものか、という意味です。文脈上ちょっと小馬鹿にした表現なのであまり出てくることはないでしょう。
"what" 名詞節はネイティブの会話で良く登場します。名詞の塊として捉えれば理解しやすいと思います。また自身が話す時も使い慣れると便利な表現です。